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悲嘆のプロセス

起こりやすい現象

 悲嘆(グリーフ)のプロセス(過程)で生じるさまざまな反応は、個別性の強い固有の体験ですが、以下のような共通して見られるいくつかの現象があります。

1.悲嘆の波
悲嘆過程では、いつも同じように悲しいのではなく、ある時は感情がわっと噴き出し、ある時には収まるといった大きな振幅を持つ感情の波が繰り返されます。
一見元気そうに見えても、それは波が収まっている時かもしれません。悲しみは通常、思っているよりもずっと長く続くものです。
2.記念日反応
大切な人が亡くなった命日(月命日)や、故人の誕生日、クリスマスなどの思い出の日などは、悲しみが引き戻され、何年経ってもつらく感じます。
記念日は、安心できる人と一緒に過ごすなど、前もって心の準備をしておくことも良いでしょう。
3.役割喪失
大切な家族を失うと、その人との関係の中で存在していた自分の役割がなくなります。たとえば、妻(あるいは夫)としての役割、親としての役割などです。それによる環境の変化は大きく、また、自分の存在価値を失ったように感じることもあります。
新しい環境に慣れるには時間も必要です。人と比較せず、自分のペースで少しずつ新しい環境での自分の役割を見つけていきましょう。

悲嘆のプロセス

  悲嘆は時間の経過とともに変化していきます。それを段階で分ける人もいます。
 以下のような段階は、順に進むとは限らず、行きつ戻りつしたり、2つの段階が一緒に進むこともあります。

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